北越高校の教育
北越高校は、これまでの経験から独自の教育メソッドに基づいた教育を行います。
国際化社会を見据えた確かな学力と豊かな人間性を育むことを目指しています。
北越高校のコース編成
北越高等学校の「普通科」は、「総合進学コース」「Int.特進コース」の2つのコースがあります。
コース・クラス決定方法

北越高校「独自の教育理念」
北越の育てたい生徒像
社会との関わりの中で、自他の幸せと成長のために、自ら行動できる人
「育てたい生徒像」とは、建学の精神である「報恩感謝」「勤労奉仕」を基に、
北越高校の教員がこれからの社会で活躍できる人材を育てていきたいという想いで作られたものです。
人格形成の場である学校環境でさまざまな機会に学びを深め、人として成長していくための3つの力「礎」「共」「探」。
これらを指針に、北越高校ではキャリア教育に力を入れ、学校活動全体で社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
1オリエンテーション行事
-
入学後の4月に1、2学年それぞれで実施します。1学年は校内でプロジェクトアドベンチャーを、2学年は校外学習を行います。様々な共有体験から、コミュニケーション力を育てる貴重な体験の場として新しい生活への第一歩をサポートする行事です。オリエンテーション行事では、次の4つのことを目的として活動します。
①心の壁を低くし、風通しの良い人間関係をつくる
②活動を通じて「気づき」を得て、自身の心に変化を与える
③互いの価値を認め、尊重することができる関係を構築する
④活動を通じて、公平さと寛容について学び、それぞれの集団に活かす -
2探究活動
-
すべての学年で週に1時間「総合的な探究の時間」が時間割に組み込まれています。社会や世界とつながることで広い視野を身につけます。希望進路の実現と、社会に貢献できる人材の輩出を目指す活動として次の3つのStepを行います。学年の終わりには、代表チームによる探究発表会を行っています。
Step1 現代社会の課題を知り、自身の価値観や関心を明確にする
Step2 「身近な課題」から「国内外の課題」に目を向けることで自身の視野を広げる
Step3 外部の方と協力しながら探究し、未来につなげる -
3ジョブラーニング
-
実際に社会で活躍している卒業生から働くことの意義を学び、諸グループのワークショップを開催。具体的な意見交換をする中で、進路を考えるきっかけを作り、自らの学びの意味を考えていきます。
-
4大学キャンパスツアー
-
2年次に、コース別クラス別に実施します。大学の施設見学・講義に触れ、自分の進路選択や将来の進むべき方向を探り、好奇心や学習意欲を刺激し進路実現につなげます。Int.特進コースは1泊2日、総合進学コースは日帰りで実施しています。
-
5研修旅行
-
2年次に実施します。Int.特進コースは、英語圏での海外研修旅行となっています。ホームステイを中心に語学研修を通じて語学力を飛躍的に向上させます。帰国後には、精神的にも人間的にも大きくなった自分に気づくことができるでしょう。アスリートクラスはファンダイビングを体験できるプログラムが実施されます。神秘的な海の世界を楽しみ、驚きと感動を味わいます。進学選抜クラス・進学クラスは、海外と国内の選択制研修旅行となっています。海外では異文化体験を目的に探究につながるフィールドワークを行います。国内では、平和学習、歴史、文化学習などを行い、見識を広げます。
-
6海外留学・海外大学進学支援プロジェクト
-
海外進学を目指す生徒と世界の大学をつなぐプロジェクトです。単に「海外に行くこと」を目的にするのではなく、自分が得意とする分野で世界を舞台に活躍するための支援を行います。2025年度より(株)留学情報館と提携を結び、海外留学や海外大学への進学が身近な選択肢のひとつとなり、生徒の可能性を世界へと広げる支援を行います。
-
7地域貢献ボランティア
-
合唱ボランティア部、ボランティア同好会、有志生徒によるボランティア活動を実施しています。地域イベントやフードバンク、TFTランチなど様々な場面で生徒たちが積極的に活動をしており、学校の枠を超えて社会と関わる体験は、生徒にとって貴重な学びの場となっています。
-
8生徒指導~日々の積み重ねが人をつくる~
-
「感謝」「思いやり」「礼儀」などは、価値観が多様化している現在でも社会で必要とされる教養です。
こうした力を身につけるために特別な指導をするのではなく、日々の学校生活で、社会で必要とされる教養を習慣化し、自分だけでなく他者も大切にし、共に成長できる自律した高校生になることを心がけ指導しています。- 服装頭髪指導
- 各種講話(交通安全、いじめ・SNS、薬物乱用防止など)の実施